防衛省 概算要求過去最大に

 防衛省は海洋進出を進める中国や、北朝鮮の弾道ミサイル等に対応するため、来年度予算案の概算要求で過去最大の5兆2551億円を計上するそうです。

 北朝鮮の弾道ミサイル対策として、イージス艦のシステムを地上に配備する「イージス・アショア」の導入予算を金額を明示せずに盛り込み、イージス艦から発射する弾道ミサイル迎撃ミサイルの新型「SM3ブロック2A」の取得費用など1791億円を計上する事にしています。

 また、価格の高騰から導入の中止が検討されていた無人偵察機の「グローバルホーク」についても、取得に144億円を計上しています。

 イージス艦は現在の4隻から、今年度中に5隻に増強。さらに、2020年度までに8隻体制とする計画です。

 勿論、全額認められるわけでは無いでしょう。それでも、核とミサイルの開発を続ける北朝鮮や、軍の近代化を推し進めて周辺国への圧力を強める中国に対抗するためには、例え全額が認められても足りないくらいです。

東芝が決算発表を再延期

 アメリカの原子力発電事業で巨額の損失を出し、債務超過に陥っている東芝は14日に、綱川智社長が記者会見を開き、アメリカの原発子会社ウェスチングハウスを売却して連結対象から外し、海外の原発事業から撤退する方針を表明しました。

 会見中綱川社長は、2016年度4~12月期連結決算の発表を再延期、4月11日に行う事も発表しました。これを受けて東証は、3月15日付けで東芝株を上場廃止の恐れもある監理銘柄(審査中)に指定します。

 東芝は当初、2月14日に第3四半期の連結決算を発表する予定でしたが、ウェスチングハウスによるS&Wの買収に関しての内部通報などを調査するため延期していました。

 東芝はメモリー事業の分社化と株式の売却を決定していますが、海外の原子力発電所事業からも撤退となりました。

 家電部門、医療用機器部門を既に売却、さらにメモリー事業と海外原子力発電事業も売却して、東芝は今後社会インフラ事業を中心に、エネルギーや電子デバイス、情報通信の各事業に注力するとする成長戦略が綱川社長から発表されました。

マイクロソフト、人員削減

 アメリカのソフトウェア大手マイクロソフトの28日発表によると、今後1年間で約2850人を追加削減する方針だそうです。

 マイクロソフトは2014年、フィンランドのノキアから携帯端末事業を買収。同社のスマーフォン用基本ソフトを搭載したウィンドウズフォンのシェア拡大を図りましたが、業績は上向かず、2015年の4月~6月期には31億9500万ドルの赤字を計上。今年5月には、1850人の人員を削減すると発表していました。

 今回の追加削減で人員削減の規模は4700人に達し、これは全体の4%に当たります。

 かつてパソコン用基本ソフトで9割ものシェアを誇り、栄華を欲しいままにしていたマイクロソフトでしたが、取り巻く環境は悪化する一方です。スマートフォンやタブレットにシェアを奪われ、パソコンは1年に1億台ずつ減っているとも言われます。スマートフォンにも参入しましたが、全くシェアを獲得できず、ゲーム機でもソニーに勝てず。

内山、長期休養

 プロボクシング前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(36)が長期休養に入る予定であることを渡辺均会長(66)が明かしました。

 内山高志は2005年7月16日に初回TKO勝利でプロデビュー、2007年にデビュー8戦目でOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得。2010年1月、デビュー14戦目でWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチに挑み、初挑戦で王座獲得に成功。以来11度の防衛に成功し、日本人世界チャンピオン歴代1位を誇るKO率から「ノックアウト・ダイナマイト」の異名をとります。

 しかし、27日に行われた12度目の防衛戦でWBA世界スーパーフェザー級暫定王者であるパナマのジェスレル・コラレス(24)に、第2ラウンドに3回のダウンを奪われて、プロ入り初の敗北を喫してベルトを失いました。

 内山自身は進退について「きちんと考えて、あらためてお話しします」と明言しませんでした。復帰してくれるといいのですが、年齢も既に36歳、決して若くありません。

「えごま油」主成分量が3割の製品も

 国民生活センターが、「えごま油」について20社の商品を調べたところ、19社の商品では「えごま油」の主な成分である「αーリノレン酸」の量が、含まれる脂肪酸の約6割を占めたが、1社のものには3割程度しか含まれていなかったそうです。

 1社の製品については純粋な「えごま油」ではなく、ほかの油を混ぜている可能性があります。

 えごま油はシソ科一年草「エゴマ(荏胡麻)」の種を搾った油でαーリノレン酸を豊富に含み、健康に良い、認知症の予防になるとしてテレビ番組で取り上げられたのをきっかけに人気となり、放送直後にはスーパーの棚から関連製品が姿を消すほどでした。近所のスーパーでも、棚に「えごま油は欠品になっています、入荷時期は未定です」と言う張り紙が暫くの間貼られていましたが、最近では数種類のえごま油がズラリと並んで、いつでも買う事が出来る状態が続いています。

 人気商品には必ず偽物や不良品が出るものですが、20社中1社なら、少ない方でしょう。それに、人気も一段落付いたので、今後偽物が増える事は無い気がします。

三井物産からパワードスーツ発売

 三井物産は、9月に装着型ロボット「アシストスーツAWN―03」を100万円強で発売するそうです。

 このアシストスーツ、パナソニックの社内ベンチャーで、三井物産も出資する奈良市のロボット開発会社「アクティブリンク」が開発したもので、約7キロの本体を背中に背負い、胴体と足で固定。センサーが人の動きを感知し、二つのモーターが腰の運動を補助する仕組みで、腰にかかる負担を15キロ分軽くする事が出来るという物です。

 SF漫画などでお馴染みの、パワードスーツの第一歩ですね。サイバーダイン社が同様なシステムのHALを開発していますが、こちらはレンタルとリースのみ。アクティブリンクのアシストスーツは、HALと比べて機能を限定し、コストを抑えてあります。

 ヤマト運輸や鹿島などが導入する予定だそうですが、重い物を運ぶ現場では非常に有効でしょう。少子高齢化が進む日本では、こう言う製品で対応しなければ現場が回らなくなりますから。

東芝、計500億円下方修正へ

 東芝の13日発表によると、過去のインフラ(社会基盤)工事の受注を巡る不適切な会計処理により、2012年3月期から2014年3月期の3年間で、本業のもうけを示す営業利益を累計で500億円強下方修正する見込みだそうです。

 東芝は過去のインフラ工事で、工事費用が過少に見積もられ、損失が正しく計上されていなかったと発表していました。しかし、具体的内容が明示されておらず、投資家などの不信感を招き、11日の東京株式市場では同社の株価はストップ安となっています。

 東証や投資家から情報が少ないなどの苦情が多数寄せられたのを受けて、現時点で分かる範囲で業績修正の見込み額を急きょ発表したものです。今週末をめどに第三者委員会を設立する予定で、最終的な修正額について東芝は「(第三者委と)判断は異なる可能性がある」としています。

 修正前の2012年3月期から2014年3月期の営業利益は、2000億~3000億円程度でした。

 確かシャープと東芝がストップ安になったのでした。シャープは減資が理由ですが、東芝はこれでしたか。

ウィキリークス、流出文書を公開

 「ウィキリークス(WikiLeaks)」は16日、昨年のサイバー攻撃で流出した映画製作大手ソニー・ピクチャーズエンタテインメントに関連するデータを公開しました。

 公開されたのは、昨年11月にソニーがサイバー攻撃を受けた際にも流出したデータで、3万287件の文書と、2200以上の社用メールアドレスでやり取りされた電子メール7万3132本など。全て、検索可能なデータになっています。
 これらのデータ、流出時には同社が製作した、アメリカ中央情報局(CIA)が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を企てるという内容のコメディー映画『ザ・インタビュー(The Interview)』の公開が脅かされる事態となっていました。

 公開された電子メールの中には、頭を爆破する暗殺シーンについて修正を要求する経営側と、反対する制作側のやりとりなどが含まれていると言うことです。

 ウィキリークスは「大規模で秘密主義の多国籍企業内部の動きについて、なかなか得ることができない知見を提供するものだ」と説明しています。

アウディ、自動運転車市販化へ

 ドイツ時間の10日に開催されたアウディ年次報告会の中で、アウディの技術担当役員ウルリッヒ・ハッケンベルク氏が自動運転車を2017年に市販化すると明らかにしました。

 アウディは2014年10月に、スポーツモデル『RS7スポーツバック』の自動運転車で240km/hの高速で無人サーキット周回を成功させています。また『A7スポーツバック』をベースとした自動運転車のプロトタイプを開発。1月にラスベガスで開催された家電見本市「CES」の会場へ、シリコンバレーから約900kmの道のりを自動運転のみで走行するデモンストレーションを行い、世界で初めて公道での長距離無人走行を成功させました。

 スバルやボルボ、メルセデスベンツなど各社は、緊急自動ブレーキや前車追従クルーズコントロール、ステアリング操作に介入するレーンキープアシストなど、準自動運転技術を段階的に市販車へ投入していますが、明確に「自動運転(パイロット・ドライビング)」と銘打って市販化するのはアウディが世界初です。

 自動運転機能が搭載されるのは高級セダンの新型『A8』で、具体的には交通渋滞時の自動運転走行機能と、自動駐車機能。ハッケンベルク氏は「新型A8の登場により、パラダイムシフトを迎えるだろう」と説明しています。

 まだSFで登場するような、完全な自動運転車にはほど遠いようですが、2年後にはその最初の段階の車が市販されます。

北のネット回線、9時間半に渡って接続不能

 北朝鮮のインターネット回線が現地時間の23日未明から午前にかけて接続不能になったそうです。原因は明らかになっていません。

 アメリカを拠点とするネット監視会社ディン・リサーチによると、接続不能状態は23日午前1時15分から約9時間半続いており、これより前も回線が不安定な状態が24時間以上続いていたという。また韓国の聯合ニュースによると、23日午前11時40分頃には、すべて正常に戻ったと言う事です。

 アメリカ政府は19日に、ソニー・ピクチャーズへのサイバー攻撃に北朝鮮が関与したと断定し、北朝鮮に「相応の措置」をとる方針を示したばかりです。今回の接続不能との関係が注目されますが、アメリカ国家安全保障会議の報道官は22日、「提供する新たな情報はない」と述べています。

 アメリカ政府の攻撃なのか、全く別のハッカーによる攻撃なのか。また、接続が遮断されたのは、北朝鮮側が攻撃からの防衛策として自ら行った可能性もあります。