統一会派断念

 民進党と希望の党で進めていた統一会派の結成は、正式合意から一転、わずか2日で破談となりました。

 統一会派の結成は、両党の幹部の間で合意し、後は党内で了承を得て正式に決定するはずでした。しかし、互いに基本政策の違いと、前回の衆議院選挙の経緯から統一会派への拒否感が強く、党の分裂が議論される状態になっていました。

 結局民進党は党内の了承を得られず、希望の党も協議の打ち切りを決定。基本政策の違いを棚上げにして、統一会派の結成を優先した両党執行部の思惑はもろくも崩れ去りました。

 統一会派結成の頓挫で、両党共に党の分裂は回避される見通しですが、火種は残ったままです。民進党では立憲民主党との統一会派結成を主張する声が強く、希望の党では日本維新の会との連携を模索する勢力があります。

 なんかもう、こんな事ばかりやってますよね、野党は。民主党を離党した議員が再合流して民進党に党名を変更して、希望の党に合流する議員が離党して、民進党に残る議員と立憲民主党を結党する議員に分裂して、今度は民進党と希望の党が統一会派を作ろうとして失敗して。これだから安倍1強になるのでしょう。

防衛省 概算要求過去最大に

 防衛省は海洋進出を進める中国や、北朝鮮の弾道ミサイル等に対応するため、来年度予算案の概算要求で過去最大の5兆2551億円を計上するそうです。

 北朝鮮の弾道ミサイル対策として、イージス艦のシステムを地上に配備する「イージス・アショア」の導入予算を金額を明示せずに盛り込み、イージス艦から発射する弾道ミサイル迎撃ミサイルの新型「SM3ブロック2A」の取得費用など1791億円を計上する事にしています。

 また、価格の高騰から導入の中止が検討されていた無人偵察機の「グローバルホーク」についても、取得に144億円を計上しています。

 イージス艦は現在の4隻から、今年度中に5隻に増強。さらに、2020年度までに8隻体制とする計画です。

 勿論、全額認められるわけでは無いでしょう。それでも、核とミサイルの開発を続ける北朝鮮や、軍の近代化を推し進めて周辺国への圧力を強める中国に対抗するためには、例え全額が認められても足りないくらいです。