スウェーデン王室の王冠盗まれる

 スウェーデンのストレングネース市にあるストレングネース大聖堂で、先月31日に同国王室が所有する王冠等が盗まれたそうです。

 盗まれたのは16世紀後半から17世紀初頭にかけて同国を納めていたカール9世と、その妻クリスティーナ王妃の葬儀で使用された2つの王冠。そして、十字架をあしらった宝珠。

 大聖堂は一般公開されており、王冠は警報機能のついたガラスのケースに収められ、施錠された上で展示されていました。目撃者の話によると、犯人は複数犯と見られ、予め200メートルほど離れた湖に要していたと見られるモーターボートで逃走したということです。

 事前にかなり下調べをしたのでしょう、銃器が使われた様子もありませんし怪我人もなく、実に鮮やかな手口。まるで某怪盗の三代目を名乗る大泥棒の手口、映画でも見ているかのようです。

 しかし、盗み出したからと言って、これを現金化できるのかどうか。オークションなどに出せば一発ですし、大富豪のコレクターか何かの依頼で盗んだのかもしれません。スウェーデン警察の広報担当者も、「取り扱える人間は限られている」として、早い段階で取り戻せると述べています。